2025年(令和7年) 4月15日(火)付紙面より
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春の酒田市松山地域を楽しむ「花の城下町 まつやま探訪」が13日、松山歴史公園で行われ、親子連れらが松山城大手門(県指定文化財)の見学や甲冑(かっちゅう)の着付けなどを楽しんだ。
桜の咲く時期に合わせ、松山地域観光物産事業実行委員会(小田和夫会長)が毎年この時期に開催している。
この日は普段解放されていない大手門内部の公開のほか、甲冑の着付け、酒田市松山茶道愛好会(木村美津枝会長)による呈茶などの催しが繰り広げられた。
このうち、同公園内の松山文化伝承館本館で行われた甲冑の着付け体験では、毎年5月に松山地域で行われる「松山まつり」の武者行列で使われる大人用約10キロ、子ども用約2キロのレプリカ甲冑が用意され、体験希望者は係員に着付けを手伝ってもらいながら武者気分を体験。兜(かぶと)をかぶり着付けが終わると思い思いのポーズで写真を撮るなど楽しんでいた。甲冑姿を披露した畠山瑛多君(8)と恩共ちゃん(3)の兄妹は「かっこいい。すごくうれしい」と笑顔を見せていた。